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黒染めする前に知っておくべきこと 白髪染めと黒染めの違い
2017/12/17
コラム
みなさんは黒染めはしたことありますか? 学生の頃など、頭髪検査や就活などで、経験ある方、多々いると思います。
しかし、黒染めと言っても、とても幅広くて、解釈の仕方が美容師とお客様で違うなと最近感じます。
お客様に聞くとブラックのカラー剤で染めたり、白髪染めを黒染めと思う方がいらっしゃいます。
しかし、カラー剤で、黒のカラーの種類は意外に少ないんです。
ぼくが思う黒染めというのは、黒カラーに限らず、トーンレベルでだいたい5レベルくらいから下のものが黒染めになるのかなと思っています。
色ごとに、明るさのレベルが1〜細かく分かれています。
この5以下がいわゆる『暗髪』と呼ばれ黒染めの範囲に入ります。
初めてご来店したお客様とカウンセリングしてると、暗くしたけど、黒染めはしてない!!ってたまに言われたりすることがあるのですが、美容師から見ると、明らかにけっこう暗いので黒染めだなって思う事があります。
「なんだ、解釈の違いで別にどっちでもいいじゃない?」
って思う方いらっしゃるかもしれませんが、これは、とても重要なことです。
カラーを入れてから数か月たってしまうと、どのようなカラー、トーンを入れたのかがわかりづらくなります。しかも、1回でもかなり暗めの色を入れてしまうと次明るくするときに思った明るさにならなくなってしまうので、そこがいつも難しいなと思います。
もし、美容院で暗くするときなどは、数ヶ月後には明るくしたい、や一時的に暗くしたい、という要望は必ず美容師にそれを伝えた方がいいと思います。それと、合わせて、過去のカラー履歴はできるだけ「正しく」伝えてください。
さきほどお伝えしたように、白髪染めを黒染めと言うのではなく、どのようなカラー・トーンをいつ入れたか?ということを教えてください。
- カラー
- トーンレベル
- 時期
そうすれば、かなり正確にお客様の髪の状態を考慮した上で配合などを美容師は考えてくれるはずです。
市販のカラー剤でセルフカラーをするのは、緊急性が高い場合、例えば明日面接がある!(そんな急な面接自体避けるべきですが。。)というときはまだ良いかもしれません。しかし、無駄に暗いのを入れてしまうと、明るくするために、ダメージがかなり出たり、お金もそれなりにかかってしまうことも。カラーは、慎重に行ったほうが良いと思います。
今まで、カラーがいまいち、、という場合は一度美容師さんに相談してみることをお勧めします。